菊地の会ツアー

ツアーというものに嫌悪感ってほどのものはなかったけれど、一生自分とは縁がないものだと思っていました。
しかし長澤さんのブログで最初の情報を見た時点で行こうと決めていました。
もちろん、金曜日に授業を取っていないことや、壱万五千円、姉も二つ返事(というより姉のほうが乗り気)だったこと、日帰り、東京、など色々なことが重なっていたのもあるのですが、何より菊地の会がライブとして大好きで「芸人ツアー」としてじゃなく「社会見学」として参加できるんじゃないかと思ったことが一番大きいですね。


実際にツアーに行って見るとじれったいな、と思うことも多々ありました。お客さんがなんとなく芸人さんに撮影を頼む時間です。施設を回り終わった後やお昼ごはんのあとがそれでした。にしじがタイムスケジュールどおりに動かない大人たち(参加者を含む)を見て明らかにイライラしていましたが、とても気持ちが分かります。今日は移動時間が多いからあまり撮影時間は設けられないと添乗員さんが最初に言っていましたが、じゃあ泊まりのツアーはどんだけ写真撮影するんだ!と言う感じでした。
例えばライオンの前にいる菊地さんを撮りたくて、前に立ってもらってそこで撮影タイムっぽくなるのは分かるんですけど、施設前の駐車場や何にもない人口芝の広場で写真撮るなら出待ちしてりゃいいだろって思いました。まぁ、いいけど。


「お目当ての芸人さん」がいなかったのが楽しく参加できた一番の理由かなと思います。しんちゃんのツアーなんてものに行こうものなら嫉妬と自己嫌悪で全然楽しくない思い出だけが残りそうなものです。
菊地の会に来たんだから、菊地さんの言葉を一言一句逃さないつもりで行こうと思ったのですが、菊地さんは見たいものにとても時間をかけるので自分の興味ないところは適度に先回りしたり合流したりしながらうろうろしたらなかなか楽しく参加できました。
そこにいた芸人さんの話を聞いて、わいわいしてるところがあったら寄ってみて、でも基本的には菊地さんの近くにいるようにしていました。
水族館が一番それが上手くできて楽しかったかな。菊地さんの博識っぷりにびっくりです。泳いでいる魚を見て普通のことのように魚の名前を言っていました。白衣で女の子を引きつれトンネルになっている水族館でうんちくを垂れる菊様は本当に先生のようでした。
最終的にはあまりのハードスケジュールに芸人も客もくったくたでしたが、今は充実感でいっぱいです。
楽しいことを思い出しながら、もう寝ます。おやすみなさい。(いつかはレポっぽいものが、書けたらいいなぁ)